夏の終焉か

 この夏は35℃前後の酷暑続きで、庭の花とか作物に毎朝毎夕の潅水・散水で水道代が気
になるところ。
 例年ならば、花や作物を食い荒らすカタツムリやナメクジが干天で一匹も姿を見せなかった。こんな事は初めてのこと。ダンゴムシだけは潅水される植木鉢に群がって花や葉っぱにかなりダメージを受けた。
 コーヒーカスを鉢にふりかけておくとダンゴムシが寄りつかないと聞いて実行してみた。少量なら
ば効果あり、大量なら花が枯れると判明。
 今日は雨降り、その先しばらく雨の日が続くようで、カタツムリやナメクジが出てこないかと気
がかりだ。カタツムリもナメクジも退治するのが難しく手に負えない。トカゲも一匹も姿を見なかっ
た。カタツムリもナメクジもトカゲもみな草叢や石の下に潜んでいて出回る時期を窺っていると見
られる。
 昨日はツクツクボーシが3回鳴いたが今日は雨降りでセミの声を聞かず。ツクツクボーシの声は夏の終わりを告げる声だ。これにヒグラシのカナカナカナが加わるともう間違いなく秋だ。秋のシンボルのトンボの姿をまだ見ない。少し遅いような気がする。
 庭のタカサゴ百合は散り果て、ギボーシの花も散り始め、日日


草やサルビアの花が咲き誇る。
夏のあいだ眠っていたイモカタバミの花が開き始めた。蕗は殆んど枯れて姿がない。ミョウガはこの雨で生き返りそうだ。 
 雨も「降れば土砂降り」というように、降らないと困るし、降り過ぎても困る、厄介奴だ。